秘する花

師匠寺門孝之の個展へ
大好きな音楽家の三宅純さんがスペシャルゲスト!お二人は30年を超える友人同士。

寺門孝之 間(あわい)の天使 ANGELS of “AWAI” 9/14(土)~9/25(水) | ギャラリー島田

間(あわい)の天使 もう30年くらいの間「天使」が僕の絵に現われている。それは一体どういうことだろう?  とこの10年ほど考えて来た。キリスト教美術では、神と人の間、天と地の間に「天使」を仮設し描いてみることで、西欧文明を推進するパースペクティブを見出すこととなる。日本にキリスト教の「天使」が広くわたるのは先の開国以降とされるが、それ以前に「天使」的なイメージはなかったか?  このところ西欧でも「天使」が妖精や精霊や鬼神といった存在と同様であるとの論考が出て来て、であればわが国はふるくより「天使」に溢れかえっていることとなる。能は、それらの存在と出会うあの世とこの世との間(あわい)を現出させる。そんな絵を描きたいと想って、薄いリネン布の表と裏から絵の具を染み渡らせてみる。表と裏の薄い間(あわい)に、幅広い天使像を浮かび上がらせようと。 寺門孝之   寺門孝之展を最初に手掛けたのが1995年の「天使たち」。豊かな色彩と物語を紡ぎ出す力を知った。単に輝くというのではなく透明感があり、1993年HOCKNEY’S OPERA展で見た印象と重なり「TERAKADO OPERA」を見たいと伝えた。ホックニーの空気感を寺門も持っていると直観したからだ。その後、天使を主題にしながら謎に包まれた濃厚な物語の気配を纏いはじめてきた。今回の主題に驚嘆した。精緻に研究しつくしたイタリア古典絵画の天使と能を融合させ、社会的課題を融合させた新作能を創作し、世界へと発信する、そのスタートを告げる場へようこそ。 島田誠 ◆ 9月15日(日)18:30~ 寺門孝之ギャラリートーク ※要予約・無料 ◆ 9月23日(月・祝)18:30~ 間(あわい)のデザイン研究所始動記念トーク スペシャルゲスト:三宅純 ※要予約・無料 会場:B1 un 会期:2019年9月14日(土)~9月25日(水)11:00-18:00 ※最終日は16:00まで

ギャラリー島田

能と受胎告知を研究する師匠の試みがどうかうまく運びますように。
私は、観世流の観世寿夫氏の論文のファンなのでもし事が進めばとてもとても嬉しい。
思想犯で捕まらぬ時代とはいえ、わかりませんよ、気をつけて時を待ちつつ、思想のエッジを目にも止まらぬ速さでかけぬけてください。そして秘する花の秘密を私に見せてください。
今回この絵がわたしは一等賞。
画法をを聞いて「うそやん!うわめんどくさ!え、いちいち?うぇ〜」ていうてしまった(笑)
三宅さん、久しぶりにお会いしましたがもうずっとすてき。佇まいや仕草が本当に美しい方です。話題になっていた情熱大陸は見れなかったけどリオの閉会式での君が代の裏話(IOCに怒られるので内緒)最高に面白かった。いやーご無事でよかった。
もうすぐ公開される蜷川実花の人間失格の音楽も三宅さんですねー
ちなみに師匠寺門孝之も生田斗真の人間失格の劇中絵を描いていたのであります。人間失格つながり(笑)
こちら↓

師匠と話足りなかったので2日目もお邪魔して昨日のアワイの話をだらだらしていたら作詞家のはっぴいえんどドラマー、松本隆さんまでいらっしゃった。贅沢〜♡
写真とってよー、と師匠に言われて撮ったけど、いやー緊張したな…「ごほうびにまきちゃんも撮ってもらいな!」て
師匠ありがと、やさしいなあもう。嬉しい、なかなかお会いできる人ではない。
昔からいつだって師匠のまわりは面白くて、格好良い人ばかりなのだ。
ずっと何年も会いに行かなかったのが嘘みたいにここのとこ師匠のお顔見に行ってる。
足取り軽く会いに行ってる。
それがうれしいなと思うのさ

図々しくなっただけかもな…(笑)

Maki Kawano

illustration / drawing Ise Mie Japan

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