続き

次の日ある方達と一緒に芦浜に向かった。
原生林の中を 2時間。
1965年から人々を翻弄し続けた原発建設計画の、そう、ここがその予定地芦浜です。
来たかったずっとここに。
嬉しいわけでもない、静かな気持ちでした。
疲れ果てた身体が心のドライブを抑制し、全く何もないからっぽのまま、わたしはこの風景をまるごとひゅっと飲み込んでしまいました。だから感想はあまりなく、いつか紙の上で解凍されるのだろうと思います。 

私はこの頃、考えても仕方のないことにとても苦しんでいたので、芦浜の往復4時間をまるで巡礼みたいにただ、歩きたかったのでした。行ってよかった、ほんとに。

花とミサイル

         illustration / drawing / livepainting 河野マキ MakiKawano

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