222 Do you know Ashihama レポート

2014 3.1

講演会無事終了。ほっと一息です。当日荒木代表、高熱でダウン。

みんなでくっついて会議していたのであっという間に色々感染してしまう。

ひとりは臨月だし、ひとりは背中にあかんぼくくりつけて。そんなうちらの講演会に150人 
も来て頂きました。新聞社も4社、伊勢市長まで。にぎやか!色んな世代の方に来ていただ

けたこと、有り難い。

この芦浜原発の計画で、どんな風に町が壊れていったのかを知ってほしかった。

今日本のあちこちで起こっている出来事の縮図である故に。

大きな力が動く時、親子、兄弟、恋人、夫婦、友人たちが最後は敵が誰なのかも見失ってい

く。ゲストのお2人の話を聞くと、小さな集落が憎しみに翻弄されていくその過程が浮き彫

りにされるようだった。

来場者のみなさんはゲストのお二人の話に涙したり、一緒になって口惜しがったり、

あまりにもひどい妨害ぶりをユーモアたっぷりに紹介するお二人の話芸に思わず大笑いした

り、「俺が死んでも生きていけるなあ?」とご主人が毎日のように言い聞かせていたという

その切羽詰まった日々のお話に息をのんだり、とにかく喜怒哀楽つまったよい講演会になっ

たのではないかと色々思い出しつつ、次に繋げるきっかけになればいいと思っている。

終わってからも反響が思いがけず大きく、たくさんの方から当日のDVDがほしいとの声を

頂きうれしい限り。

私たちハハノワの活動を支えてくれる友達、家族、そしてボランティアの皆さんに本当に感

謝したい。

託児室では東北の吟遊詩人梶田イフさんが託児に来てくれて・・・。

「手が足りない」といったら連れてこられたようで、にこにこしてらした。

当日は質問形式で話を進めることになっていたけれど、私はお二人と初対面だった。

よく考えなくとも、NHKスペシャルでお二人を見ただけじゃないか。はじまる直前に急に

「あれ?うまくお話引き出せなかったらこれ全然あかん講演会になるんちゃうか」と

一瞬血の気がひいたけれども、小倉さんも大石さんも本当にお話が上手で、目の前で私も初

めて聞くエピソードの面白さ、講演会中であることも忘れて「ほうほう、おー!えー!」と

言っているうちに無事に終わっていた。講演会前、小倉さんが「福島原発みて思ったの、地

元の皆さんの了解が必要やって、中電が言うてたけどね、地元だけやないわね、影響うける

のはあんな大きい範囲でしょう。地元地元てあんなにすぐそばでもめさせたけど、地元はこ

こと思わされたけど、そこからだまされててんね、まだ、あの事故までずっとだまされてて

んわ」といわれたのが印象的だった。

2011年3月11日、あの東日本大震災のあった日、実は南伊勢では、誰の主導かははっきりし

ないものの、原発に関する話し合いが行われるはずだった。

漁師たちが津波から船を守るために沖へ出たため、流会となった。そして、あの原発事故が

起きたことによって、この会議は行われることなかった。「あの会議はなんだったのか」と

聞いても、「あ、あれはもうええんや」という返事が返ってくるだけだと聞いた。

芦浜原発計画は、本当は、終わってなんかいないのだ。

花とミサイル

         illustration / drawing / livepainting 河野マキ MakiKawano

0コメント

  • 1000 / 1000