kds(河崎day service)

2013 5 14

5月3日から5日まで、伊勢市河崎ネオウメダにて行われました河崎DAYSERVICE Vol1[ピクニック」無事終了しました。

いったい何人の来場者だったのかは把握していませんが、3日間通しての大賑わい、誠にうれしく楽しく幸せな3日間でした。

ご来場の皆さん本当にありがとうございました。

伊勢は今年秋に遷宮を迎え、各町ごとにそれぞれの町の木やりの練習の声が響きます。

男衆は休みの度にお白石を探しに川に出向いたり、お木曳車の整備、会議に追われます。

町ごと違うはっぴと木やり。このお木曳は小さなコミュニティの繋がりをぐっと密にして、

時にはけんかしたり、意外な人と仲良くなったりと町の力が試されます。

でも、それとは別の経済効果を狙った動きもやはり多く見られます。

あちらこちらに大きな建物、新しい店が立ち並び、長年ほうりっぱなしだ

った駅前の開発も一気に動きだして、急ごしらえのものも多く見られます。

稼ぎ時なのでしょうが20年前遷宮が終わったあとのことも考えたい。

20年に一度の遷宮が終わったらお楽しみはそれでおしまい、となりがちですが

伊勢市民なら皆身に付いてる20年という時の感覚、町の力をあげていくことに使いたい。

町の力は人の力。町の魅力は人の魅力。私たち大人が自由に踊って楽しむ術をひとりずつが磨いていきたい、大人が楽しそうな町なら子供も未来を描ける!きっと。


企業の誘致だけ考えて「町が活性化した」なんてさびしい。

ぽかんと真ん中にあいた穴はそうそう埋まらない。原発もそうやってできていったのだし。

何だか話がおっきくなりましたが、今回は「gimme 7 minutes]シリーズ船バージョン。

ライブデッサンでやりきりました。

たくさんの方に私の行き先もわからぬ船にご乗船いただきましたこと感謝いたします。

お待たせしたり、諦めてお帰りになったみなさん、ごめんなさい。

次回また別の港から出航したいと思いますので、その時はぜひともご乗船ください。

ある女の子がウメダから家に帰って、お母さんの顔を描いたとききました。

いつかずうっと先に彼女の中でその衝動が発酵して美味しく育っていけばいいな、

その日のことは忘れたとしても。

今回協力して下さったEMELONの中谷武司氏はしもとゆき氏のお二方、あんぱんさん、

モナリザベーグル中西佳代子さん、カフェモナリザ、撮影にご協力くださった伊勢の素敵なみなさん、

そしてご来場くださった皆様、ほんとにありがとう!

Maki Kawano

illustration / drawing Ise Mie Japan

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