太鼓のこと2

練習だけと思っていたわたしたち寄せ集めの面々、その後時折東京のkaolyに教えてもらいつつ、あちらこちらの地元のイベントにとにかく一曲の持ち唄?で出まくり、
やたらめったらライブ回数は積み重なった。一体1年半で何本こなしたことか。
10台も太鼓を並べてさんざん期待させて1曲やって終わるってなんだよ、と
思われていたでしょうがなんかもうとにかくやるしかなかった。
やるしかなかった、ってことはないはずなのに、香さん(こっちのがしっくりくる)を
がっかりさせられないという気持ちがあったのが我ながら不思議。
gocooのライブを伊勢で開催して、演目の最後に私たちも参加してelevenを打ったとき
kaolyはぼろぼろ泣いていて、「この景色が見たかった」と。
私は舞台上でも「泣いてる~大丈夫かな~」とまだまだきょとんとしていたのだった。

とにかく自分が「太鼓をたたいている」ってことに違和感というか自覚もないまま
人前に出続けた謎の1年半だった。ちょいちょい悪口も聞こえてくるし、友達にも
「痛いわ~」と言われたが、その頃に「恥をかく」を目標にしていた私は別に傷つくことも
なく、へらへらとへたくそな太鼓をてんつくてんつく、叩いて笑っていたのでした。
だっせーわたしーと思いながら。

でも切腹ピストルズの前座をすることになったときだけは、本当に本当に大ファンだったので、今この状態を見られてしまうのかと泣きそうであった。切腹のみなさんにその旨お伝えしたのだけども…
「俺もヘタだ!」「全然!!ぜんっぜん!」「おれらも初心者で人前に出てたよ~」と励ましてくれたのでした。
何 超すてき。
そして太鼓をはじめてもうすぐ2年になるこの夏もまだまだ人前で出られてるのです。ありがたいです。みんな「うまなってきた」「前はもう見守っとるつもりやった」とか言ってくれます。笑。すいませんね、あは。ありがとうね~。

花とミサイル

MACKEE          illustration / drawing / livepainting ISE/JAPAN

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